ブログ&コラム

現場最前線への参加

 前向きに過ごせた大学勤務、18年間の大学病院ペインクリニック科での勤務は生き甲斐そのものでした。その証拠に在勤18年の間中、休暇を取ったことは一度もありませんでした。スタッフが休みを取ることが多くなる夏休みなど、よく看…

基礎から臨床へ 2

 様々な経緯と様々な運命的とも思える出会いとに後押しされて、新天地であるペインクリニックの世界へと辿り着けたのですが、あと数年で40歳に手が届こうという年齢で後先も考えずにペインという新しい世界に飛び込む決心が出来たのは…

基礎から臨床へ  1

 病理学教室での10年間は医療人としての基礎を築くための期間であり場所でありました。様々な病気と向き合い学ばせて頂きました。大学という場所であったからこそ出会えた病気も数多くありました。  その様な多くの経験を積ませて頂…

Introduction 4 鍼灸師もどきの鍼灸師の独り言

 大事な財産として保存してあるその当時の剖検記録の写しを、今でも時々読み返すことがあります。前記のような方法論と視点で病気を診てきた人間が、非常に素朴な鍼灸医学などという世界で生きることになった時、自分にとって病理学とい…

Introduction 3  鍼灸師もどきの鍼灸師の独り言

 そんな毎日(入局後3年間、一日も休まず教室に通いました)を10年間、その後、教室の体制変化(講座教授の定年退官)を機に病理学教室を辞することになったのですが、その際、自分が携わった剖検数を改めて数えてみました。  する…

Introduction 2

 前記のような時代背景ということもあり、そのため当然のように剖検数は多く、私が在籍していた病理学教室でも年間350例~400例以上の剖検があり、教室員は正に剖検漬けといった言葉がピッタリくるような毎日だったように思います…

Introduction 1  鍼灸師もどきの鍼灸師の独り言

東洋療法ケアセンター 小川東洋鍼灸院 院長の齊藤です。新たに開くホームページですので、開設者の出自を知って頂く意味からも私の今まで歩んできた履歴などから書いて行こうと思います。お付き合い頂ければ幸いです。  私が医療(医…

鍼灸施術が怖い…痛いって本当?響きの感覚などの疑問点を解決します

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さまざまな症状に効き目がある、鍼灸に興味がある方は、多いのではないでしょうか。肩こりや腰痛の緩和だけではなく、生理不順などにも良い影響を与えてくれます。施術には鍼を用いるため、痛みを感じるイメージがあります。しかし、実際…

痛みや肩こりが緩和するのはなぜ?効果と持続期間から見る鍼灸の特徴

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鍼灸にどのようなイメージを持っているでしょうか。鍼灸とは、鍼や灸を用いてツボを刺激することで、身体の不調を改善する施術方法となっています。多くの方が、肩こりや腰痛に効くと認識しているようですが、それだけではありません。鍼…

難治性疼痛とは?主な症状や原因と対処法について詳しく知ろう

難治性疼痛とは?主な症状や原因と対処法について詳しく知ろうサムネイル
「疼痛」とは医学用語で痛みのことを指します。現在わが国において、慢性的な疼痛に苦しむ患者は、少々古いデータですが、2010年の調査による推計報告で2,315万人です。その中には、痛みの原因がよく分からず、対処が難しいケー…
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